ラテン語 Part.4 名詞編
Salvete ! みなさんこんにちは
前回まではひたすら動詞の変化をやってきました。
今回は名詞編に突入したいと思います。
動詞と同じように名詞も語尾の変化で表しているものが変わってきます。
日本語では「が」や、「を」 などの助詞をつけて名詞がどのような働きをするのかを表しますが、ラテン語の変化は語尾です。
この変化を格の変化といいます。
ラテン語には6つの格があります。
1.主格
〜が or 〜である 、といった、主語や述語のような働きをする
2.呼格
〜よ、などの呼びかけ
3.属格
〜の、といった所属、所有を表す
4.与格
〜にとって 、〜に、 という間接目的語、又は利害関係を示す
5.対格
〜を、という直接目的語
6.奪格
〜から、〜によって、という原因や手段を表す
また名詞にも第1変化名詞から第5変化名詞まであるのでそれぞれ覚える必要があります。
第1変化名詞とは単数主格の末尾がa属格末尾がaeとなっているものです。
例えばpatria(祖国), fama(噂), stella(星), terra(大地), via(道)などがあります。
また多くが女性名詞であることが特徴です。しかし例外もあり、agricola(農夫), poēta(詩人), collēga(同僚)などは男性名詞です。
変化の仕方は以下です。祖国(patria)
単数 複数
主格 patria patriae
属格 patriae patriārum
与格 patriae patriīs
対格 patriam patriās
奪格 patriā patriīs
呼格 patria patriae
たくさんありますが頑張って覚えていきましょう!!
ラテン語 Part.3
Salvete!! みなさんこんにちは
それでは、今回も表現から始めたいと思います。
Ut valēs(うと うぁれーす)
意味: ご機嫌いかがですか?
Ut は Howのように状態を尋ねる言葉です。
valēs は 第二変化動詞valēre の単数2人称 です。
返事は Bene valeō とても元気です。
Bene は とても、という意味です。
valeō は御察しの通りです。valēreの単数1人称です。
では、文法を始めましょう。
前回は第3変化動詞までやりました。
今回は第4変化動詞、現在不定詞の語尾がīreとなるものです。
īreはireとは異なるので注意!!
長母音になっています。つまり音を伸ばすのです。
例えばaudīre(聞く)は、アウディーレ
と発音します。
他にも、dormīre(眠る)、convenīre(集まる)があります。
第4変化動詞の場合(audīre)
単数1人称 audiō
単数2人称 audīs
単数3人称 audit
複数3人称 audīmus
複数2人称 audītis
複数3人称 audiunt
長母音、短母音の違いに気をつけてくださいね!
これで全ての動詞の活用が終わりました。
これからもっと覚えることが増えますが繰り返して頑張ります。
早いですが、また今度!!
ブッセ 作りました。
息抜きとしてブッセを作りました。
簡単だったのでレシピ載せます
(下に完成したものの写真があります)
材料
1. 卵1つ
2. 小麦粉25g
3. 片栗粉5g
4. 砂糖25g
5. 粉糖少々
レシピ
1.卵を白身と黄身に分けます。
2.白身をボウルに入れ、軽く泡立て器で泡立てます。
3.少しずつ2.に砂糖を加えながら泡だてます。(メレンゲを作ります)
4. メレンゲができたら、黄身を入れてさっくり混ぜます。
5. 4.に小麦粉と片栗粉を入れ、軽く混ぜ、粉っぽさがなくなるようにします。
6. オーブンを170度に予熱します。
7. 待っている間にスプーンor絞り袋に入れ、鉄板の上にクッキングシートをひき、好きな大きさ(私の場合直径3cmほど)に形作ります。
8. 7で作ったものの上に茶こしなどで粉糖を振りかけます。(時間をおいて2.3回)
9. 170度のまんま、10から13分表面が茶色くなるまで焼きます。
出来上がり
できあがったものがこちらになります。
言語勢ですが、お菓子作りもたまに
たまーに!!
投稿していこうと思います!
さらばだ!今夜はラテン語投稿します!
ラテン語 Part.2
どんどん最近はあったかくなってきて春になってきたなあ、と切に感じる今日この頃です。むぢゅんです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今日も張り切ってラテン語やっていきましょう。
ですがその前に、文法ばかりやっていても飽きるというか疲れてしまいますよね。ということで少し会話表現を!
Salvē(サルウェー)
意味:こんにちは(一人相手の時)
Salvēte(サルウェーテ)
意味:こんにちは(複数相手の時)
これは一日中いつでも使える挨拶
みなさんも使ってみてね!
では文法詰めていきましょ!
まずは前回の復習をします!
第一変化動詞の場合(amāre)
単数1人称 amō
単数2人称 amās
単数3人称 amat
複数3人称 amāmus
複数2人称 amātis
複数3人称 amant
と語尾が変化する動詞であるということを知りました。
今回はこれの続きからです。
第2変化動詞
現在不定詞の語尾がēreとなっているもののことです。
habēre(持つ)や、docēre(教える)、monēre(忠告する)などがあります。
活用語尾は第1変化動詞と同じです
第2変化動詞の場合(habēre)
単数1人称 habeō
単数2人称 habēs
単数3人称 habet
複数3人称 habēmus
複数2人称 habētis
複数3人称 habent
まだまだ行けそうですね。
第3変化動詞を見てみましょう
第3変化動詞は、現在不定詞の語尾がereの動詞です。例えばcanere(歌う)やfacere (作る)、capere(捕らえる)です。
しかし今回は通常のもの(canere,canō)と、現在一人称単数形がiō終わるもの(capere, capiō)、の2つで語尾の変化に違いがあります。
まず通常の第3変化動詞(canō)歌う
単数1人称 canō
単数2人称 canis
単数3人称 canit
複数3人称 canimus
複数2人称 canitis
複数3人称 canunt
次に単数1人称語尾がiōで終わる場合です。
第3変化動詞(capere)捕らえる
単数1人称 capiō
単数2人称 capis
単数3人称 capit
複数3人称 capimus
複数2人称 capitis
複数3人称 capiunt
それではまた今度!!よかったらコメントなどでご意見や感想、よろしくお願いします!待ってます!!
ラテン語始めますPart.1
多言語とかいう名前なのに言語じゃなくてお菓子作りしかしてへんやんけ!!
と思ったあなた。その通りです。
すいません頑張りますこれから!!
ということで、今日からこのブログではラテン語について学んだことを書いていこうと思います。
まずラテン語とはなんぞやという方のために。
ラテン語とはインド・ヨーロッパ語族に属し、イタリックから派生した言語で現在の多くのヨーロッパの言語の基礎になっています。ローマ帝国の公用語になったりしていましたが、現在話者は0ということで、基本的に死語として扱われます。が、教会などではよく使われてるのかな?というものです。
では勉強に入ります。
発音についてはローマ字読みをすれば基本的には問題ありません。
ラテン語は語尾が変化することで、誰に向けているのか、どういう形をとるのか、が変化します。
なのでまずその型を覚えなければなりません。
今回は第一変化動詞について学んでいきます。
第一変化動詞というのは、現在不定詞の、語尾がāreとなるものです。
例えばamāre(愛する)vocāre(呼ぶ、召喚する)などです。
これらの語尾が単数か複数か、また誰が主語なのかによって変化します。
第一変化動詞の場合(amāre)
単数1人称 amō
単数2人称 amās
単数3人称 amat
複数3人称 amāmus
複数2人称 amātis
複数3人称 amant
と変化します。
これはどういうことだよ!という方のために。
単数1人称は(わたしが)愛する
単数2人称は(あなたが)愛する
単数3人称は(彼or彼女が)愛する
複数1人称は(わたし達が)愛する
複数2人称は(あなた達が)愛する
複数3人称は(彼らor彼女らが)愛する
となります。
これらをひたすら繰り返して覚えていきます!!
それではまた!!